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地下室付き外断熱鉄筋コンクリート住宅の勧め!!

DeMesh工法で地上階まで造ってしまおう!

災害に強い家

DeMesh工法は、常に地下水漏水の危険性と隣り合わせとなる地下室建設のために開発した、半プレハブ式の場所打ち鉄筋コンクリート工法です。「信頼性の高い止水性能を有する地下室を造るには、密実でしかもひび割れの発生し難い鉄筋コンクリート躯体を造ることが何よりも大切である。」との考えに基づいて開発した工法です。

pic_recommend01.jpg私達は、これまで11年間地下室ばかりを200棟以上建設して来て気が付いたことがあります。
DeMesh工法で建設してきた地下室躯体には、まったくと言って良いほどにひび割れが発生しないのです。
私達が、同じ作業メンバーで同じように品質管理して建設してきた鉄筋コンクリート在来工法の地下室躯体(200棟のうち40棟ほど)にはどうしてもひび割れ(構造強度上は問題ない程度だが)が生じてしまうのと比べると、その差は明らかです。
鉄筋コンクリート造の建築物は、適正配置された鉄筋と緻密でひび割れのないコンクリートの組み合わせにより、その耐久性能は実用上無限大となるはずなのですが、ほとんどの場合まずひび割れが発生してそのバランスが崩れ、その部分から劣化が始まり耐久性能が有限になってしまいます。
しかし、DeMesh工法なら、高密度で耐久的なコンクリートと細く狭いピッチで規則正しくかつ適正に配置された鉄筋の組合せにより理想的な鉄筋コンクリート躯体ができる上、躯体表面に残る網状型枠がひび割れの発生を直接的に抑止し、無限に近い耐久性を保証します。

一方でこんな気付きもありました。
このDeMesh工法で地上階もそのまま造ってしまったら、高品質・高耐久の鉄筋コンクリート製住宅が手ごろなコストで、しかも短い工期でできてしまうではないかと。
けれどもそれに気付いた時点では、地下室建設専用に開発されたDeMesh工法をそのまま地上階に用いるには幾つかの問題があり、なかなか実現には至りませんでした。
しかし、様々なタイプの地下室建設実績を積むことで自ずと工法改良が進み、工事品質の安定化、工事の効率化、適用範囲の拡大、コストダウンが、開発実用化当初のDeMesh工法と比べると、驚くほどに進みました。

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奇しくもそんな折に、早稲田大学理工学部建築科の先生方がそのメリットに気付いて、先生のご自宅(鉄筋コンクリート造地上二階地下一階建て「災害に強い家」実験住宅)をこのDeMesh工法で建設することになりました。

とてもよい住宅が完成しました。それは当然です。骨組みとなる鉄筋ユニットが精度管理の容易な工場で製作され、漏水しない緻密でひび割れの発生しにくい鉄筋コンクリート躯体が造れるDeMesh工法なら、無限大に近い耐久性能を容易に得られるからです。

鉄筋コンクリート造住宅の勧め

木造や鉄骨造の住宅に比べて、鉄筋コンクリート造住宅(以下RC造住宅)には、
一般的に次のようなメリットがあります。

1 構造部分の耐久性が高いので耐用年数が非常に長い

その証拠に、税法上の耐用年数が、木造22年、鉄骨造27年(鋼厚3?4mm)に比べ、47年とほぼ倍の長さとなり、高い資産価値が保証されています。これは、メンテナンスにあまり手を掛けずとも長く住めることを示していますが、同時に昨今では、中古住宅の流通市場が活性化し始め、近い将来にはRC造住宅が実質的に高い資産(税法上、帳簿上だけでない価値)として売買できるようになりつつあります。

2 耐震性能が高い

適正に設計され、適正に施工されたRC造住宅は、非常に高い耐震性能があります。地震大国日本では最も重要視すべき住宅の基本的性能です。2005年に発覚した耐震設計偽造事件は、問題外のお話です。

3 耐火性能が高い

RC造住宅は、壁、床、屋根が全て耐火構造(準耐火構造ではなく)となるので耐火建築物となります。延焼に対して厳しい制限のある防火地域では、階数が3以上、又は延べ床面積100m2を超える一般的な住宅は、原則として木造では建築できないことになっています。

4 構造的に高気密住宅である

木造や鉄骨造住宅では、他の充填材などの副部材と組み合わせて建物の高気密化を図る必要があるのに対し、RC造住宅では、壁や床などの主部材が連続して建築されるため、構造躯体そのものが気密化を保証しています。

5 高断熱化が容易で、省エネ住宅になる

構造的に高気密であることは、その気密化された室内は容易に断熱処置を施すことができることを意味しています。さらに、高気密・高断熱であることは省エネ住宅であることになります。

6 遮音性能が高い

構造躯体が高気密であることと、構造躯体の質量が大きいことから、壁や床の遮音性能が木造や鉄骨造に比べて非常に高くなります。外部の騒音を気にせず、近隣への音の迷惑も掛けずに済みます。

7 エコロジカルな住宅である

地球資源の枯渇が叫ばれる中で、ほぼ無尽蔵と考えられる石とセメントと鉄と水などを主要原料とし、いずれも再生利用が比較的容易な材料であることは、最も地球に優しいエコロジカルな住宅と言えます。コンクリートの再生利用率が90%を超えていることは意外と知られていません。

さらに、DeMesh工法によるGEOLIFE(地下室付住宅)ならこんなメリット

1 シンプルながら個性を主張できる都会的デザインの美しい家

住まう家族の構成、生活パターン、趣向などをしっかりヒアリングし、じっくり時間を掛けて世界に一つしかない美しい家を設計します。企画から始めて基本設計へ、さらに実施設計と進めてイメージを具現化していきます。

2 ひび割れの発生しにくい極上コンクリートがより長い耐久性を保証

pic_recommend04.jpgDeMesh工法で造る鉄筋コンクリートだから、そのコンクリートは極上品質。
さらに2010年からは、住宅性能表示制度における劣化に対する最高グレード;等級3※を標準使用としました。

※住宅が限界状態に至るまでの期間を3世代以上、すなわち75?90年と想定した劣化対策を講じられていると認められる等級。ちなみに、等級2は2世代以上・50?60年、等級1は建築基準法に定められた一般的な対策を講じたと認められるもので1世代以上・25?30年を想定しています。

3 地下室のない家に比べて地震時の揺れは1/2以下

コンクリート構造には、版状の壁を主構造とする壁式構造、梁・柱を主構造とするラーメン構造、コンクリートブロックを主構造とするコンクリートブロック構造、工場で鉄筋コンクリートのユニットを造ってしまうプレキャストコンクリート構造などがあります。
DeMesh工法は、コンクリート構造の中でも最も耐震性が高い現場打設の壁式鉄筋コンクリート構造の建物を高品質・短工期に建設する工法です。
また、地下室は深くて大きくて強固な基礎と同じ役割を果たします。地震が来ても建物の揺れが小さく、耐震性能は、地下室のない普通の住宅の倍以上に高くなることを、私達は最先端のコンピューターテクノロジーで解析的に検証しています。
さらに、住宅性能表示制度における耐震(構造躯体の損傷防止)に対する最高グレード;等級3が標準仕様となります。

4 外断熱を標準化し、究極の省エネ住宅を実現

RC住宅の外断熱化は、省エネには最も望ましい対策ですが、従来の内断熱RC住宅に比べて総コストが2?3割アップするため、日本では今一つ普及しませんでした。しかし2010年、外断熱工法を独自に開発し、これまでの内断熱RC住宅とほとんど変わらないコストで、地上階を外断熱の標準仕様とすることができるようになりました。RC住宅は、地下階を内断熱、地上階を外断熱とすることで、コンクリートの大きな熱容量(熱エネルギーを蓄える能力)と年間を通して一定した地中熱を効果的に利用できるようになるため、より小さな暖房・冷房設備でも冬暖かく、夏涼しい建物となります。

5 最適構造設計により、広い空間を実現でき、家族構成の変化や世代交代に伴う間取り変更も容易

コンピューターを駆使した3次元構造設計法により必要十分な躯体強度を保証し、広い室内空間を実現できます。構造間仕切りを必要最小限に抑えられると、壁がない広い部屋を造れる一方、生活パターンの変化に応じて自由に間仕切りやリフォームが容易になります。

6 当面不要の空間をスケルトンのみの建築に留めて、総予算を調整することも可能

当面はスケルトン(建物躯体の構造部分)だけを建築し、内装・設備工事等を最小限に留めて置く考え方があります。構造間仕切りを必要最小限に抑えておけるRC造住宅ならではの考え方です。ヨーロッパや中国では、住宅はまずスケルトンで発注するのが一般的。日本の住宅が高いと言われる要因の一つでもあります。
内部造作は、近隣の職人や設備屋に頼むもよし、自ら日曜大工で仕上げるもよし、資金ができるまでそのままにして置くもよし、資金力がまだ十分でないヤング世帯や時間が十分にあるシニア世帯には最適の選択のように思います。

7 半プレハブ工法だから、工期は木造住宅並み

在来工法によるRC造住宅の欠点は長い工期。DeMesh工法なら、地上二階地下一階の一般的規模の住宅なら5ヶ月前後。在来工法なら7ヶ月以上は必要です。一般的な木造住宅とほとんど変わりません。

8 DeMesh工法は、さらにエコロジカルです

資源枯渇や地球温暖化の原因の一つである森林伐採問題。ラス網型枠の採用により、南洋材が主原料となるコンパネ(ベニヤ板)の使用を最小限に抑えています。

そうは言ってもやはり「ぬくもりを感じられる木の家がいい」と言う方に

1 「強度が必要な構造は鉄筋コンクリート造で、ぬくもりがほしい内部造作は木造で造る」が住宅の強さと身体への優しさを両立させます

世の中に欠点のない材料はありません。木のぬくもりが必要ないところを木造とする必要があるでしょうか。各材料の長所を生かす複合材料住宅こそ、これからの住宅のあるべき姿と考えられます。
国産杉間伐材のムク厚板をフローリングとして用いる床工法も標準仕様としています。 

2 RC住宅を外断熱にすると躯体が熱エネルギーを蓄えるので、常に快適な住環境を保つことができます

例えば、冬に一度窓を開放して冷たい空気を入れてしまっても、ひとたび窓を閉めれば、ほとんど瞬時に開放前の室温に戻ります。

3 鉄筋コンクリート造住宅でも窓を開けずに自然通風の得られる家ができます

高気密はコンクリート造住宅の長所の一つ。でも最新技術を用いれば、高気密性能をほとんど損なわずに、かつエネルギーをほとんど使わずに適量の空気の自然な流れを導入することもできます。

「Premium;プレミアムを重視したライフスタイル」が21世紀の地球環境保全に必要不可欠

戦後の日本は世界の先頭を切ってスクラップ・アンド・ビルドを奨励・推進して来た結果、それが人々のライフスタイルとして定着してしまった感がありました。しかしこのままそのライフスタイルを続けていくと、地球の環境破壊を加速度的に進めてしまうことは誰の眼にも明らかです。では次に目指すべきはどんなライフスタイルでしょう。
pic_recommend05.jpg国際連合大学の副学長である安井至氏は、地球環境に関する講演の中で、最終的にはCO2の排出を大幅に減らすようにライフスタイルのレベルを変えていかなければならないが、それを実現する当面のキーワードとして「プレミアム」を挙げていたそうです。

同じものでも「少し付加価値を付けて長く使える」、「自分にとってだけは最適または快適である」、「子孫に良い物を残せる」「所有することにより安心や信頼が得られる」など、
「プレミアム」を重視したライフスタイルに変換すべきであると言うのです。

私達は『プレミアム・コンクリート・住宅』を提供します!